コミュニティに属するのが苦手だったりする。
馴れ合いなんてゴメンだね、フン…などとクールキャラぶってる訳ではなく
単純にこういう集団である、と一括りにされるのがなんか居心地悪いな〜とか そんな感じでムズムズする。
私はインターネットで好きな作品について早口でしゃべくり倒しているが、積極的に同作品のファンと交流したいとはあまり思わない。別に同じ作品が好きだからと言って気が合うとも限らないし、そもそも好みが一緒だから仲良くできる、とも思えないからだ。
なんだったら苦手なものが同じ、という方が仲良くできると思う。不快要素が少ない関係性は楽だ。
人の好きはそれこそ千差万別なのだから、そこに焦点を当てた関係は色々大変じゃないか?とも思う。好きだからって同じ部分、同じ理由で好きになっているかはわからないので。
それにひとつの好きが同じでも他は全く合わない…なんて事もザラにある。
現に私と長く交友関係を続けてくれている数少ない友人とは好みが正反対と言ってもいいくらいだ。だからといって意見が合わないなんて事はなく、会えば様々な話題で盛り上がっている。
結局のところノリ、ジャズ、セッションなのだろう。プチョヘンザ。
というか 人間一人を趣味ひとつで雑にラベリングして括らないでいただきたい、私はどこに出しても恥ずかしい立派なオタクだが、興味はひとつところに留まることを知らず、たくさんのモノや作品を日々楽しませていただいている。そう、ひとつのコミュニティに収まる器ではないのだ。
そんなもんだから色んなことをふわっと適当に楽しめる人と仲良くしていきたいと考えている。
ファンコミュニティに属し同好の士と共に語らうのも傍目からすると楽しそうに思うが、集団と接している以上なんらかのしがらみはあるのだろう。
自由は孤独の対価だ。